日本犬の長所
昔から日本人とともに生活をしてきた日本犬のルーツは、両氏とともに狩をしていた犬だといわれています。昔の猟犬は、獲物を探し出して、狩場まで追い込む作業を人間とともに行っていました。人間だけが銃を所持しており、猟犬は体一つで立ち向かい勇気が必要でした。
昔のカリのやり方は、犬と獲物が格闘を始めてから、すきを狙って猟師が獲物を銃で仕留めるというやり方が主流でした。ほとんどのカリの作業を猟犬だけで行っていたともいえます。
このような猟師との生活を続けていく上で、日本犬の性格の特徴としては、勇気があり、目的実行のためには、決して後には引かないという性格があります。また、雪の地方でも走り込めるスタミナがり、寒さに負けない毛の質などの長所があります。
また、時に日本犬は自分自身の体よりも大きい獲物と闘うこともありました。茂みに入り込んでもスピードを落とすことなく追跡し、平らで内示面でもスピードを落とさずに走り切る脚力、食生活が貧しくとも、スタミナや成長に影響が出ない生命力などが重視されていたので、その長所があるものだけが生き残ってきたともいえます。
どのような仕事でもこなす日本犬の長所は、飼い主に対する従順さや忠実さは、現代ではペットとしての資質として生かされており、多くの飼い主さんが家族同然に扱っています。